フードの食いつきが悪くなる原因とその対策について!
あなたの愛犬は、特に健康状態に問題はなく、まったく食べないわけではないけれど、イマイチ食が進んでいない…このようなお悩みありませんか?
レティシアン通信より、フードの食いつきが悪くなる原因と、どのように対策をすればいいのかついてご紹介します。参考にしてみて下さいね。
フードの食いつきが悪くなる原因には次のようなことが考えられます。
・フードの劣化
・食事環境の問題
・食器の形・材質
・フードの与え方
・フードの原材料、成分…など
詳しく解説します。
フードの劣化かも?
新しいフードを開封してしばらくは食いつきが良いのに、だんだん食いつきが悪くなる場合、フードが傷んでしまっている可能性があります。
ペットフードに限らず食品全般に言えることなのですが、食品に含まれる脂質が空気や光に触れると酸化が始まり、香りや風味が徐々に劣化していきます。
その対策としては…
・フードを購入する際は早めに使い切れる量にする。
・フードが光に触れることを避けるため冷暗所に保管する。
・新しいフードを開封する際、チャック付きポリ袋などの密閉できる容器を使って小分けにし、空気に触れる回数を減らす。
食事環境の問題かも?
人間と同じく、ネコちゃんも食事は落ち着いて摂りたいものです。特にネコちゃんは食事環境に敏感ですので、食事をする場所、寝床、トイレなど食事の環境が変わったことによって、食いつきが悪くなってしまうことがあります。
食事をする場所、寝床、トイレ、この3つが離れた場所にあることが重要で、それぞれが最低でも50cm以上離れている必要があるといわれています。
また、近所で工事をしていたり、車の音が気になったりする場合などでも、気が散ってしまって食いつきが悪くなることがあります。
その対策としては…
・外の音が入らない静かな部屋で食事を与えるようにする。
・工事・雷・花火など、外で大きな音がする際はシャッターやカーテンを閉め、防音に努める。
・寝床やトイレとは離れた場所で食事を与えるようにする。
フードの与え方のせいかも?
食いつきが悪くなったからといって、不用意にフードを変更してしまうと、ネコちゃんが「食べずに待っていればもっと美味しいごはんを出してくれる」と学習してしまうことがあります。
また、大好きなオーナー様がおやつを「ご褒美」として褒められながら与えられるのに対して、決まった時間になったら必ずもらえるフードは、ネコちゃんにとっておやつよりも魅力が少なく感じられてしまっている場合があります。
その対策としては…
・フードを与える際にも「お手」や「お座り」などのコマンドを出し、上手にできたら「ご褒美」としてよく褒めながらフードを与えるようにする。
・フードを与えた後、ワンちゃん・ネコちゃんをしばらくお部屋に一人にする。15~30分ほど経っても完食していない場合は、一度フードを片付けて、次の食事の時間までフードやおやつを与えないようにする。
食器の形・材質のせいかも?
食器を変更したことで、食いつきが悪くなる原因となることがあります。ネコちゃんによっては、首輪の金具や鈴が食器と当たる音を嫌がったり、ヒゲが食器に当たることを嫌がったりすることがあります。食感が変化したことによって食いつきが悪くなることがありあます。
さらに、病気や加齢にともなう頸部痛で、頭を下げてフードが食べづらくなってしまったという可能性も考えられます。
その対策としては…
・食器を新調する場合は、以前使っていたものと同じ材質を選ぶ。
・フードボウルとウォーターボウルの距離を離す。
・高さや角度の調整ができる食器を選ぶ。
フードの原材料・成分が原因かも?
ネコちゃんは、完全肉食動物です。もともとお肉主体の食生活を送っていたため、フードに含まれる動物性タンパク源の量によって食いつきが変わる場合があります。
また、完全肉食動物であるネコちゃんは、特にアミノ酸やタンパク質の量に敏感で、適切な栄養バランスでないフードに対しては、初めのうちはよく食べていても徐々に食いつきが悪くなっていくことがあります。
新しいフードに切り替えても数日で食べなくなってしまう場合は、フードの原材料や栄養バランスが関係しているかもしれません。
その対策としては…
・お肉やお魚の使用量が多いフードを与える
・適切な栄養バランスのフードを与える
などの対策方があります。
ネコちゃんのフードの食いつきが悪くなってしまったら、食いつきの良い、新鮮なキャットフードを与えるのも一つの対策です。
レティシアンキャットフードの中では、「モグニャンキャットフード」「カナガンキャットフード チキン・サーモン」がおすすめです。
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